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ガイソー高崎店

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自宅の外壁や屋根にこんな症状ありませんか!

2023.10.17
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ガイソー高崎店の望月です。

今回は、外壁の塗膜劣化症状についてです。


<塗膜層における劣化症状>

① 艶減少・変色・退色

日当たりの良い箇所を見ると、当初の外壁の色より褪せて見える症状です。
これは、主には太陽光線の中の紫外線の影響で塗膜を守る「樹脂」が劣化することで艶がなくなり
次第に「顔料」に影響が出始める現象です。


② チョーキング現象・白亜化

外壁を手でこすると、チョークのような白い粉が付く症状です。
これは、チョーキングまたは白亜化と呼ばれるものです。
紫外線や雨水の影響で、塗料の顔料そのものが劣化して粉状になっている現象です。


③ 藻・カビの繁殖・自然汚染


外壁が、緑色や黒色になるなどの汚れが現れる汚染症状です。
外壁が劣化すると表層面が保水性を持つことになります。その保水性が藻やカビを引き寄せ、
さらに「大気汚染物質」などを付着しやすくさせ、汚れを複合的に引き寄せる原因となります。
黒カビは、藻の死骸を栄養分として繁殖します。さらに、大気汚染物質などが複合的に汚染を
加速させていきます。汚染の連鎖です。


④ ひび割れ・クラック

大小のひび割れが生じる症状です。
小さなひび割れは、主に、塗装膜が経年で硬化して起こる現象。
大きなひび割れは、主に、下地素材(躯体)が割れている可能性があります。

⑤ 塗膜の剥がれ・膨れ



これは、劣化による付着力の低下が原因です。
もはや外壁を保護する機能が無い状態で、下地素材の欠損に繋がります。
*下地素材が室内から浸食されて、塗膜を浮かせている場合もあります。



<劣化の進行を4つのステージで把握>

上記で説明した5つの外壁劣化を、下記の4ステージでご理解いただくと良いと思います。
劣化の速さは、塗料の性質やグレードによって異なりますし、下地素材の性能にも拠りますが、
おおよそ下記のような経年劣化を想定して頂くと良いと思います。


第1ステージ(5年~10年)
艶落ちの症状が少しずつ始まる


第2ステージ(8年~13年)
変色やチョーキングが少しずつ始まる
藻・カビ・汚れが場所によって見られる


第3ステージ(10年~15年)
変色やチョーキングが進行する
藻・カビ・汚れが進行する
大小のクラックが現れてくる


第4ステージ(15年~20年)
変色やチョーキングが全体的に見られる
藻・カビ・汚れが広範囲に見られる
大小のクラックが広範囲に見られる
剥がれ・膨れ・欠損の症状が見られる



塗り替えは第3ステージまでに計画を立てるのが良いとされています。
第4ステージからは、下地素材そのものへの影響が出始めるケースが多いからです。
劣化が進行する前にメンテナンスを行いましょう!!

 

 

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